2025/06/30
【ハッカソン】AIコーディング体験を開催しました!

はじめに
「AIって結局、何ができるの?」「業務で本当に使えるの?」「気になってはいるけど、まだ触ったことがない」
開発の現場では、そんな声をよく耳にします。
ニュースやSNSではAI活用の話題を目にしない日はありませんが、実際に自分の手で触ってみたことがある人は、まだ多くないのが実情です。
そこで今回、「まずは触ってみよう」をテーマに、AIを使ったゲーム開発イベントを開催しました。
形式はチーム対抗戦。
チームで協力しながらAIを活用し、ひとつのゲームを作り上げます。
ものづくりの面白さとチームワークの醍醐味を同時に体験できる企画です。
そして、優勝チームには焼き肉というご褒美も用意。
その効果もあってか、会場は朝からほどよい緊張感と熱気に包まれていました。


今回のイベントには社長も参加。
普段は経営の最前線に立つ社長が、チームの一員としてAIに向き合い、ゲームを開発している姿は珍しい光景です。
当日の流れ
| 時間 | 内容 |
|
10:00~10:30 |
AIコーディングデモ |
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10:30~12:00 |
ゲーム開発(環境構築)・アイディア出し・開発 |
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12:00~13:00 |
お昼休憩 |
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13:00~17:00 |
ゲーム開発の続き |
午前中はデモと環境構築、午後は開発に集中する構成にしました。
細かい説明よりも「まずは手を動かす」。
とにかく作ってみるスタイルです。
【デモ】AIに「FLAPPY BIRD」を作らせてみた
最初のデモでは、2013年に大ヒットした「FLAPPY BIRD」風ゲームをAIに作らせてみました。
渡したプロンプトは以下のとおりです。
FLAPPY BIRD っぽいゲームを開発して!
# 操作
・スペースキー: ジャンプ
# 技術スタック
・HTML
・JavaScript
・Matter.js: 2D物理演算ライブラリ
この指示だけで、AIはHTML、物理演算ロジック、ゲームループ、当たり判定、ジャンプ処理まで一通り生成。
数分で実際に遊べる状態になりました。

会場からは「え、もう動くの?」「ちゃんとゲームになってる」といった声が上がり、
生成スピードの速さに驚く様子が印象的でした。
もう少し時間をかければ「スイカゲーム」風のアプリも作成できました。
短時間でも、ここまで形になることを体感してもらえました。

各チームの開発の様子
デモ終了後はチームに分かれ、それぞれ環境構築からゲーム開発までを行いました。
最初は「何を作ろうか?」と悩んでいたチームも、AIにアイデアを投げながら方向性を固めていきます。
エラーが出ても、その内容をそのまま貼り付けて相談。
修正案をもとに再実行する――その繰り返しです。
気づけば、どのチームも自然とAIとの対話が中心になっていました。
AIコーディングをやってみて分かったこと
今回のワークショップを通して感じたのは、AIは単なるコード生成ツールというより、
「対話型の開発補助役」に近い存在だということです。
実際に触ってみると、いくつかの気づきがありました。
エラーはそのまま渡せばいい
エラーメッセージを貼るだけで、原因の候補と修正案を提示してくれる。
指示は具体的なほど良い
曖昧な依頼には曖昧な出力が返ってくる。
条件や仕様を細かく書くほど、精度が安定する。
「こうしたい」を言語化する力が重要
やりたいことを整理して伝えられれば、実装までのスピードは一気に上がる。
エンジニアが設計や判断を行い、AIが実装を高速化する。
特にプロトタイプ段階では、この組み合わせが非常に相性が良いと感じました。
参加者の声
- 「想像以上に自然なコードを書いてくれる」
- 「アイディア出しの段階から使えるのが便利」
- 「プロトタイプを作るスピードがまったく違う」
中でも印象的だったのは、「これ、業務でも普通に使えそう」という一言です。
単なる体験イベントではなく、実務への応用イメージまで持ってもらえたのは大きな成果でした。
これからの展開
今回のワークショップはあくまで入り口です。
今後は、業務での具体的な活用方法や、社内開発への組み込み方、AIを前提とした開発フローの整備なども
検討していきます。
AIを日常的に使うかどうかで、開発スピードや試行回数は確実に変わります。
まずは触ってみること。試してみること。
そこから見えてくる可能性を、これからも広げていきたいと思います。
まとめ
AIは特別なものではなく、使い方次第で強力な開発パートナーになります。
今回の体験をきっかけに、AIを前提とした新しい開発スタイルを、社内で少しずつ育てていければと考えています。
次回の開催も予定していますので、ぜひ一緒に体験してみてください。
