2025/10/02
【勉強会】 Claude Code 勉強会を開催しました

はじめに
先日、社内勉強会として Claude Code をテーマに開催しました。
Claude Code は、CLI(コマンドライン)型の AI エージェントです。
近年はさまざまなコーディング支援ツールが登場していますが、その中でも注目度の高い存在です。
楽天が活用事例として「開発時間を 79% 削減した」と公表したことでも話題になりました。
当社でもすでに一部プロジェクトで利用を開始しており、本格導入に向けた検討を進めています。
今回の勉強会では、「CLI は難しそう」という心理的ハードルを下げることを目的に、コーディング AI エージェントの全体像から導入手順、実務で活用するためのポイントまでを解説しました。
なぜ今「CLI 型」なのか
現在、コーディング AI エージェントは大きく次の 3 つに分類できます。
- CLI 型(Claude Code / Gemini CLI / Copilot CLI など)
- IDE 型(Copilot / Cursor / Windsurf など)
- クラウド完全自律型(Devin など)
最近は各社が CLI 型にも力を入れています。
その背景には、LLM の性能を直接活かしやすい設計であることが挙げられます。
CLI 型は自社 LLM に最適化されているケースが多く、大規模・複雑なタスクでも安定した出力が期待できます。
実際、SWE-bench などのベンチマークでも Claude は高いスコアを記録しています。
「今どき CLI?」と感じる方もいるかもしれません。
しかし実際に触ってみると、その印象は大きく変わります。
シンプルなインターフェースだからこそ、AI の能力をダイレクトに体感できます。
Claude Code 導入ハンズオン
勉強会では、実際に環境構築まで行いました。
- Node.js のインストール
- Claude Code のインストール
- AWS Bedrock 経由での利用設定
- AWS CLI の認証設定
- 起動確認
業務利用を前提に、Amazon Bedrock × Claude Sonnet 4.5 という構成で導入手順を解説しました。
セキュリティやガバナンスを考慮し、安心して業務で使える形を意識しています。
単なる「お試し」ではなく、実際のプロジェクトで活用できる状態まで持っていくことを重視しました。
基本操作
基本的な操作方法も紹介しました。
claudeで起動@でファイル指定Shift + TABで plan mode 切替ESCで中断/costで料金確認claude -rでセッション再開
CLI に不慣れなメンバーもいましたが、実際に触れてみると「思ったより分かりやすい」という声が多く聞かれました。
AI と共に成長するために
勉強会の最後に共有したのは、「AI をどう使うか」が今後の成長を左右する、という視点です。
単にコードを書かせるだけでなく、次のような使い方が重要になります。
- タスク開始前に plan mode で実行計画を立てる
- レビューとコミットを細かく刻む
- 差分を読み、生成結果から学ぶ
AI は強力なパートナーですが、最終的に責任を持つのはエンジニアです。
主体的に活用することで、スピードだけでなく技術理解も深められると考えています。
開発の常識が変わりつつある
Anthropic からは「将来的に開発スタイルが大きく変わる可能性がある」といった趣旨の発言も出ています。
実際にどうなるかはまだ分かりませんが、少なくとも開発のあり方が変化していることは確かです。
当社としても、この変化を受け身で見るのではなく、実際に触れながら検証し、自社にとって最適な活用方法を模索していきます。
まとめ
Claude Code には、開発スピードの向上だけでなく、チームの生産性やエンジニアの成長に影響を与える可能性があります。
今後も AI 活用の取り組みを社内で進め、その知見を継続的に発信していきます。
